伊那発祥の活動締めくくる 禁煙友愛会が解散

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解散パーティーで記念写真に納まる参加者たち

2020年3月末で解散し、今年3月末までに清算手続きを終えた一般社団法人日本禁煙友愛会は2日、新型コロナの影響で延期していた解散パーティーを伊那市の伊那商工会館で開いた。来賓を含めて27人が参加。禁煙憲章を唱和し、会歌を歌って伊那発祥の禁煙友愛活動を締めくくった。

新型コロナ感染拡大防止のために規模を縮小して開催した。会長に代わってあいさつした副会長の武居芳次さん(80)=木曽郡上松町=は「禁煙活動を通して仲間ができた。良い仲間に巡り合い、よい活動だった。つらいことがあっても仲間を思い出し、禁煙会歌を口にして、元気で過ごしてほしい」と呼び掛けた。

同会は1955年8月、同市の故小坂精尊さんら10人が禁煙友愛運動を呼び掛ける任意団体を設立したのが始まり。74年10月に社団法人の禁煙友愛会、93年4月に社団法人日本禁煙友愛会(2013年からは一般社団法人)に改称し、活動してきた。県内を中心に約70支部が設けられ、ピーク時には4万5000人が所属していたが、会員の減少と高齢化が深刻になり、組織の維持が困難になる前に解散した。

同会の歴史は禁煙の啓もうと社会貢献活動に尽くした65年間だった。来賓として出席した白鳥孝伊那市長は「日本禁煙友愛会の活動は社会に大きな変化をもたらした」とたたえ、「この地に日本禁煙友愛会があったこと、その足跡をきちんと後世に残し、伝えていきたい」と話した。

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