伊那市寄付マルシェプロジェクト 本格始動

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伊那市共同募金委員会(会長・白鳥孝市長)は28日、地元事業者が商品やサービスの売り上げの一部を「赤い羽根共同募金」に寄付する「伊那市寄付マルシェプロジェクト」を本格的に開始した。同市福祉まちづくりセンターで当初参加する市内7事業所と覚書の調印を行った。

「寄付付き商品(サービス)」と明示して提供することで、事業者、消費者双方の潜在的な社会貢献意欲を掘り起こす。10月1日から始まる募金運動に合わせ、一部の事業所は早期のサービス開始を予定。減少が続く同募金の活性化につなげる。

赤い羽根共同募金では県内初の試み。宿泊観光施設、企業コンサルタント、文房具専門店、福祉用具の販売・レンタル、葬祭業、喫茶、地域活性化グループの多彩な分野の事業所が参画し、調印式にはそれぞれの代表者らが出席した。

覚書ではパートナーシップを組んで事業展開を図ることを明確化。市共同募金委員会副会長の伊藤隆・市社協会長は「寄付付き商品の利用を促進し、赤い羽根を盛り上げて地域福祉充実につなげたい」とあいさつした。

広く福祉に用いられる赤い羽根共同募金は、地域や職域などで募るほか街頭募金などが主流。伊那市の募金額は2006年に1400万円にのぼったが、昨年は1190万円と9年間で15%減少した。生活困窮者支援など福祉に関わる課題は増えており、財源確保が急務となっている。

寄付付き入浴券を、現行と同額で近いうちに提供する予定の伊那市観光の浦野芳一総支配人(58)は「地元の企業や商店、施設を利用すると寄付できる仕組みは、募金のしやすさにつながると思う。市民に還元しながら企業のイメージ向上もできる」と期待した。

同プロジェクトは6月に協議会が発足。今後も参加企業を募っていく。問い合わせは同募金委員会(電話0265・73・2541)へ。

参加事業所は次の通り。

伊那市観光、伊那力、小椋「赤えんぴつ」、介護センター花岡伊那店、フジサワ造花、アスタルシードルクラブ、あびえんと

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