御柱祭下社山出しの木落とし 観覧席設置方針

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下社山出し木落し坂を正面に望む砥川河川敷の有料観覧席の設置予定地。前回の御柱祭では一日5000席が埋め尽くされた

下諏訪町の宮坂徹町長は3日の定例記者会見で、来春の諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)下社山出し(4月8~10日)の木落としに向けて、観光客向けの有料観覧席を設置する方向で検討していると明らかにした。町や下諏訪商工会議所、観光関係者らでつくる下諏訪町御柱祭実行委員会独自のガイドラインを設け、観覧席などの感染予防を図る方針。実行委役員会を経て、今月20日過ぎに詳細を発表する。

同実行委の会長でもある宮坂町長は、「観覧席を用意するのであれば、できる限りの感染防止対策を取ることが条件」と強調。上社、下社の大総代会が発表した御柱祭の曳行に関するガイドラインで示された「氏子と観光客を極力分ける視点」を踏まえ、実行委のガイドラインの詳細を詰めているとした。

御柱祭の進め方については「今後の感染状況による」とした上で、大総代会や諏訪大社の方針も考慮し「7年目に一度の一大イベント。これだけ知られているお祭りなので、当然、見に来る観光客はいる。しっかりと感染対策を取る中で、呼べるお客は呼ぶことも必要」と、誘客に前向きな姿勢を示した。

観覧席設置予定地付近の地理的条件についても触れ、「下社山出しの曳行路は狭く、人が限られコントロールしやすい場所でもある」と指摘した。
 
観覧席を含めた旅行商品やツアーも販売する予定で調整中。観覧席の席数は前回よりも減らす方向だ。

宮坂町長は「経済効果や観光の視点では、お客さんはできるなら呼びたい。ただし、細心の感染防止対策を考えないと容易に呼ぶことはできない。そこの兼ね合いが一番の悩みどころ」と話した。

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