農福連携で野沢菜収穫 伊那のぱぱな農園

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農福連携で行った野沢菜の収穫=1日、伊那市西春近のぱぱな農園

伊那市西春近のぱぱな農園は11月下旬から12月上旬にかけて、漬物用の野沢菜の収穫を行った。農福連携に取り組んで2年目で、今季は障がい者就労施設の利用者の受け入れを増やして収穫した。同社によると、今年は生育が順調で、タイミング良く霜に当たったおかげで最高の状態という。

今年の収穫は11月22日~12月2日に行った。作業には上伊那地域の6事業所から障がい者就労施設の利用者と職員が参加。平日の午前と午後に分かれて各回11~20人が農園で働いた。同社の青木一夫取締役は「仕事がとても丁寧でありがたかった。去年は収穫の仕事の3分の1ぐらいをお願いしたが、今年は半分ぐらいまでお願いする量を増やした」と話した。

施設の利用者らは、農園で一株ずつ野沢菜を抜き取り、カブを切り落として選別。結束してトラックに積み込むまでの作業を手分けして行った。利用者のサポートで入った施設職員は「複数の施設の利用者が一緒に仕事をし、その上、社員との交流もある。ここに来ている利用者は人と関わることが好きなので、みんな楽しそうに働いている」と受け入れ増に感謝した。

ぱぱな農園は伊那食品工業(同市)の農園事業で、収穫した野沢菜は社員がお菜洗いをし、漬け込んで野沢菜漬にする。今季は約18トンの野沢菜を漬物にする予定という。同社によると、改良を重ねた秘伝のレシピで作る本漬けの野沢菜漬は毎年人気で、今年の仕込み分は来年1月中旬から各地のかんてんぱぱショップに並び、通信販売でも取り扱う。

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