手話普及は自己紹介から 県民講座開講

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清水さん(左)から日常会話に関する手話単語を学ぶ受講者たち=28日、ふれあいセンターふじみ

清水さん(左)から日常会話に関する手話単語を学ぶ受講者たち=28日、ふれあいセンターふじみ

県諏訪保健福祉事務所は28日、初の県民手話講座・入門編を富士見町会場を皮切りに始めた。10月中旬にかけて茅野、諏訪、岡谷の3市でも開く。初回は11人が参加し、あいさつや自己紹介をできるようにしたり、手話と聴覚障がいに理解を深めたりした。

県聴覚障害者協会員でろう者の清水喜佐男さん(50)=塩尻市=が講師を務めた。

清水さんは、聴覚障がいについて「外見から障がい者であることが分かりにくく、誤解されやすい」「危機の感知が難しい」と説明。日常生活で多くの不便があることをまず伝え、手話が普及したり聴覚障がいへの理解が進むことを願った。

受講者はあいさつや日常会話に関する単語を学び、自分の名前を表し、自分について説明できるようにした。同町桜ケ丘の桃根千恵さん(47)は「かつて(聴覚障がい者との)コミュニケーションの難しさを感じたことがある。手話で会話ができるようにしたい」と意欲的だった。

講座は10月4日午後6~8時に茅野市役所、同12日午後2~4時に諏訪市の県諏訪合同庁舎、同18日午後6~8時に岡谷市の諏訪湖ハイツでそれぞれ開く。定員は各会場20人。「県民だれもが手話に親しみ、広く日常生活で利用される社会を目指したい」(福祉課)と、引き続き受講者を募っている。問い合わせは同課(電話0266・57・2911)へ。

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