消防団員の報酬、出勤手当増額へ 辰野町長

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辰野町の武居保男町長は8日の町議会12月定例会一般質問で、人員不足が課題となっている町消防団の団員の処遇改善へ、来年度から報酬および出動手当を増額する考えを示した。町消防委員会に意見を求めて引き上げを検討し、来年の町議会3月定例会に条例の改正案を提出する方針。「町の安全を守る団員へ正当な対価を」と求めた、古村幹夫氏の質問に答えた。

町の団員報酬は、年額1万2000円(国基準額3万6500円)、出動手当は日額2000円(同8000円)。増額されれば、1997年度以来25年ぶりとなる。国が今夏以降、全国の市町村に向けて団員報酬などの引き上げをうたっており、早期に対応方針を示した格好だ。

町総務課によると町消防団の団員数は、定数496人に対して451人と40人余り不足している状態。人口減少ほのか、仕事の多様化なども影響して年々減少傾向にある。コロナ禍で直接訪問による勧誘活動が難しい事情もあり、今年度新入団員は例年の半数程度の7人にとどまった。

武居町長は「報酬、出動手当ともに国の基準額を大きく下回っていることは認識している。消防委員の意見を聞かせてもらいながら、来年度から引き上げる方向で検討したい」と述べた。

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