茅野市連合婦人会 今年度で66年の歴史に幕

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最後の会合に集まった役員。「解散は寂しいが、楽しいこともいっぱいあった」と思い出を振り返った

茅野市連合婦人会(大久保功身会長)は今年度をもって解散する。近年は会員の高齢化や役員の成り手不足といった課題を抱えつつも伝統ある活動を守ってきたが、この2年間は新型コロナウイルスの影響で全ての事業ができなかったことも解散を決定づけ、66年の歴史に幕を下ろす。10日、同市宮川の「柚子の香」で開いた役員会で解散を再確認した。

同会は「茅野町婦人会」を前身に、1958年の茅野市制施行とともに発足。世界の平和を願いつつ、草の根活動を続けた。市は県下に先駆けて男女共同参画条例を制定し、婦人の活動の場が広められるようになったという。同会は自主的な任意団体として、市のパートナーとして自らの生活改善や地域の問題、婦人の資質向上を目指した各種学習、奉仕活動などを行ってきた。

主な取り組みは、母子読書15分間推進運動、ガールスカウト結団式参加、市民憲章制定記念式典参加、成人者・新1年生への押し花のしおり制作贈呈、市こどもまつりでのお手玉作り、みどりのアプローチ花植え、選挙期日前投票などの立ち会い、未就園児親子の世代間交流事業など。
 
この日は、感染状況が落ち着いたことから、2年ぶりに集まっての役員会。今年度の経過報告や決算報告を行い、持ち寄った記念誌や写真、押し花作品などを見ながら歩みを振り返った。当初からの会員で最高齢の両角たかさん(95)=玉川=は「懐かしい思い出ばかり。婦人会と共に育てられ、私の人生だった」と、大久保会長(75)=宮川=は「みんなで協力して頑張ってこられたことに感謝でいっぱい。一つの区切りとするが、今後はそれぞれ地域の婦人会や各種団体、ボランティア活動などで貢献していきたい」と話していた。

現在登録会員は52人。全員に記念品の体温計を贈る計画で、役員らがあいさつをしながら届けるという。

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