災害備え福祉避難所開設訓練 駒ケ根市社協

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避難者役を用意して実践的に行った福祉避難所の開設訓練

駒ケ根市社会福祉協議会は12日、同市中沢のデイサービスセンター竜東やまびこ園で福祉避難所の開設訓練を行った。避難所のマニュアルや行動計画に沿って実践する初めての訓練。施設のスタッフや市社協の職員ら約30人が参加し、高齢者や障がい者、妊産婦といった要配慮者の受け入れ対応を確認した。

福祉避難所は一般の避難所で共同生活が困難な人を受け入れる二次避難所。市社協が運営する施設では竜東やまびこ園と大原こだま園の2施設が該当し、災害時には市の要請に応じて開設される。
 
訓練は大規模地震によって市内にも大きな被害が出たとの想定。市から避難所の開設依頼があり、連絡を受けた職員が施設に参集した。受け入れたのは呼吸器疾患のある高齢者や片言の日本語を話せる外国人、乳幼児の子どもを持つ母親など6人。職員がそれぞれの避難者役を務め、健康状態の確認や本部での受け付け、食事の手配など一連の流れを確認した。

避難者からは「連れてきた飼い猫が気になる」「トイレに行きたい」などさまざまな要望もあり、職員が臨機応変に対応した。竜東やまびこ園の堀越晃滋所長は「初歩の開設訓練だったが、想像以上に職員がしっかり動いていた」と評価。一方で「平日のサービス提供中に避難所へ移行できるかは課題」と指摘し、今後も「設定を考えながら継続的に訓練を行っていきたい」と話していた。

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