こころの医療センター駒ケ根 もの忘れ外来

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「もの忘れ外来」を新設する県立こころの医療センター駒ケ根

「もの忘れ外来」を新設する県立こころの医療センター駒ケ根

駒ケ根市下平の県立こころの医療センター駒ケ根は、10月4日に認知症専門外来「もの忘れ外来」を新設する。精神科専門病院の特色を生かした多職種チームによる診察を行い、かかりつけ医を支援するサポート機関として、地域の認知症支援体制の充実を図る。

高齢化に伴う認知症患者の増加に対応するため、同病院は6月に多職種チームによる認知症外来の設置など診療体制の強化を目指す認知症専門治療の基本方針を策定した。専門外来ではこれに基づき、患者のかかりつけ医の紹介を受け、医師をはじめ看護師や臨床心理技師、作業療法士が診察や鑑別診断を実施。多角的に認知症の有無や原因疾患、重症度などを見極める。

入院が必要な場合などを除き原則として2回ほどの診察で治療方針を決定し、かかりつけ医に逆紹介する。逆紹介した後も、経過観察のためおおむね半年後に診察を行う。入院が必要な場合は、短期間での症状の安定と早期の地域生活移行を目指す。認知症患者だけでなく、介護者もケアしていきたい考えだ。

同市は国のモデル事業として認知症初期集中支援チームをいち早く設置するなど、認知症サポート医を中心に複数の専門職が連携して認知症対策を推進。同病院のほか昭和伊南総合病院、前澤病院、竜東メンタルクリニックが認知症サポート機関としてかかりつけ医を支えている。

同病院は「精神科の専門職が充実している専門病院の強みを生かし、ほかの医療機関や介護施設、行政などと相互補完して地域の役割を担っていきたい」としている。

もの忘れ外来の診察は毎週火曜日。午前は初診2枠、午後は再診で、診察には事前予約が必要。問い合わせは同病院(電話0265・83・3181)へ。

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