竹林を「宝」に 富士見町机で整備、加工作業

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竹林(右奥)から切り出した竹を粉砕機の近くまで運ぶ参加者たち=富士見町机

富士見町机の合同会社「つくえラボ」や、原村に八ケ岳営業所を置く工務店「アトリエデフ」などは13日、机区内で竹林整備に取り組んだ。区内の住民有志と、同町の障がい者就労継続支援事業所「もくもく」の利用者や支援員らも参加。竹林の拡大を抑えるとともに、正月の門松、小正月のどんど焼きのやぐら、田畑の土壌改良材などとして有効活用し、厄介者を「宝」に転換していこうと、力を合わせて竹を切り出した。

竹林問題の解決に向けたプロジェクトを展開するアトリエデフと、福祉や農、資源循環を軸に活動するラボがつながり、協働の輪を広げた。手を入れられず所有者も困っていた竹林に25人が集まり、伐採して搬出。竹炭や土壌改良材などを作るための無煙炭化器や粉砕機も用意した。

「もくもく」利用者も精力的に伐採や搬出を行い、造園の作業経験がある利用者の女性は「大変ですが、竹はのこぎりで1人の力で伐採できるから面白い。竹がいろいろな所で使われていけば」。地域資源を活用した「SDGs門松」の制作を進めており、その材料にする直径4~5センチの竹も選び出した。

机区の住民有志は、どんど焼きのやぐらで使う竹を調達した。間伐や皆伐をしても約3年で再生し「厄介者」とされる竹だが、「身近にある持続可能な資源でもある」とメンバー。つくえラボは「雪の重みで道路をふさいだ竹の処理に区の方々が追われることもある。整備されれば、集落の負担軽減にもつながると思う」と話していた。

作業後には、竹資源の持続的利用や仕事の創出などに関して意見を交わした。

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