2021年12月15日付

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新たなオミクロン株への危機感は拭い切れないのだが全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が下火となり、諏訪地域の観光地にも県外からの観光客が数多く訪れるようになってきた。コロナの再拡大は怖いのだが、経済が動き出すのは良い兆しに思える▼とある観光名所で取材していると、観光客が話す関西弁が耳に飛び込んできた。マスク越しだが、その勢いあるしゃべり口調になんだか関西に居る気にさせられた。さらに別の観光客からは名古屋弁らしき話し声も聞こえてきた▼日本にはさまざまな方言がある。一説では日本の方言は大まかに16タイプに分類されるそうだ。なかには東北弁や沖縄弁など正直何を言っているのか理解できない方言も存在する。言葉を聞くだけでその人のだいたいの出身地が分かってしまうというのは、方言がその土地固有の文化と言えるからなのだろう▼そんな方言の中には消滅の危機にひんするものも存在。ユネスコが2009年に発表した消滅危機言語には、日本の8言語も含まれているという。なかでも「アイヌ語」は最も消滅する可能性が高い言語なのだという▼田舎育ちの我々が進学などで都会に出ると、必死に標準語をしゃべろうとしていた。しかし方言は地域のアイデンティティーということを忘れてはいけない。方言をその土地の固有の個性として大切にしていくこと。それが郷土愛へと結びつくのだろう。

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