今年はマツタケ少なめ? 上伊那の状況

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マツタケの持ち込みが本格化している産直市場グリーンファーム=伊那市

マツタケの持ち込みが本格化している産直市場グリーンファーム=伊那市

上伊那地方事務所は29日、今年のマツタケの発生状況(27日現在)を発表した。残暑や長雨などの影響により、生育気象条件に恵まれた昨年よりも発生は遅れめで、生産量も減少すると見込んでいる。

上伊那管内での生産量は2012年の1・5トンから増加傾向にあり、昨年は直近5年間で最多となる13・5トンを記録した。気象条件がプラスに作用しているほか、マツタケの発生に適した環境となるように手入れした山が増えてきているのも一因とみる。

ただ今年は残暑の影響で、発生が遅れぎみ。近ごろの長雨も影響し、「小さかったり虫が食ったりしたマツタケが多く、平年に比べ収量の少ないところが多い状況」という。今後について、「気温が低下し、(地中の温度が)18度以下となる適温が続けば、マツタケの発生が期待できる」と見込む。

伊那市ますみケ丘の産直市場グリーンファームでは、持ち込みが本格化したのは9月中旬。平年より10日ほど遅いという。上伊那北部の西山で採れたものがほとんどで、28日ごろから上伊那南部のものが入るようになったという。小林史麿会長は、「お盆前後の雨量の違いが分かれ目になったのかもしれない」と推測。28日には約60キロが持ち込まれていて、今後ピークを迎える見通しという。

マツタケ産地の一つ、駒ケ根市東伊那でも発生は遅れ、9月下旬からようやく本格的に採れ始めた。JA上伊那東伊那 支所に地元産の マツタケを持ち込んだ同市内の男性(80)は「残暑で心配したが、徐々に出てきた。これから採れると思うが、これ以上雨が続いても腐りやすくなる。湿りすぎが心配」と話していた。

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