「畜産」で交流 上農高と信大が連携目指し

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信大の研究室が行う肉用牛のミルクのサンプル取りを手伝う上農生ら

上伊那農業高校生命探究科動物コースの2年生有志が、信州大学農学部動物生理学研究室の研究を体感している。同校の牛舎で信大の大学院生らが行う肉用牛のミルクのサンプル取りを手伝いながら見学。17日には大学の研究室を訪ねる。南箕輪村にある高校と大学が、畜産の分野での連携を目指して交流を始めた。

高大交流は、同校動物コースで指導する三村直輝教諭が、学校近くにある信大農学部に連携を打診したことがきっかけ。乳用牛と肉用牛のミルクを比較することで牛の乳量に関係する遺伝子を探す研究を進めている動物生理学研究室から、肉用牛のミルクの調達について、黒毛和種を飼育し、ちょうど出産したばかりの個体がいる同校に協力依頼があった。

乳量が少ない肉用牛からのミルクのサンプル取りは難しく、牛をなだめたり、固定したりする補助作業を上農生が協力。信大の大学院生や学部生がサンプル取りをする様子を見学している。

同校では、生徒二人が中心となって交流に関わっている。ともに畜産をより深く学びたい―と意欲的で、北澤さんは「大学は高校とは違い、より深い学びをしていると思う。研究室を見るのが楽しみ」と話す。

大学側も交流に前向きだ。信大農学部の米倉真一教授=動物生理学=は「畜産を科学する方向もあるということを高校生に理解してもらえる」と話す。今後の連携にも、「これを機会に、いろいろな可能性を模索したい」としている。

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