駒ケ根で「天下の糸平」田中平八の図録発刊

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「天下の糸平」こと田中平八にスポットを当てた図録

駒ケ根市東伊那の駒ケ根シルクミュージアムは、旧赤須村(現駒ケ根市)出身の実業家田中平八(1834~84)の図録「天下の糸平と呼ばれた男、田中平八」を発刊した。同館で開催した同名の特別展の内容を収録。平八の生涯や偉業などを紹介している。

平八は幕末から明治期にかけて一代で財を成し、横浜を代表する商人の一人となった立志伝中の偉人。今年8、9月に開いた特別展と連動して中垣雅雄館長が執筆した。

図録は、平八の誕生からでっち奉公を経て商売の道に入り、生糸や洋銀、米相場で巨利を得て大商人となるまでの経歴を細かくまとめた。家系図や人脈相関図、平八が生きた時代の出来事や金融事情、平八個人のエピソードなどのコラムもある。糸平と交流があった著名人のイラストは中垣館長が描いた。

「非凡な才を持ち、時代を代表する財界人だった糸平だが、話題になることは少ない」と中垣館長。「駒ケ根が生んだ偉人を多くの人に知ってほしい」と話している。

A4版、31ページ。300部を発刊。1部1000円。同館で販売している。問い合わせは同館(電話0265・82・8381)へ。

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