鏡餅作りが最盛期 飯島町の「いつわ」

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手際よく次々と鏡餅を仕上げる従業員=21日午前、いつわ農産加工センター

飯島町上ノ原にある農事組合法人「いつわ」(林英彦代表理事)の農産加工センターで、正月飾りに欠かせない鏡餅作りが最盛期を迎えた。7日に作業を始め、16人ほどの従業員でフル操業。27日まで大小約7500個を熟練の技で仕上げる。

全量自家栽培したもち米「わたぼうし」を使用。病害に弱く、収量も上がらないため生産地が限られる品種だが、同法人は味の良さにこだわりを持って、この品種で餅作りを続けている。鏡餅用には今秋収穫した新米20トンのうち3.5トンを使う。

鏡餅のサイズは手のひら大から直径約50センチまでと大小さまざまあり、手際よく1日800~900個を生産。きね式の機械でついたばかりの餅を手作業で丸めて型枠に入れて成形し、一晩乾燥させて真空パックにする。

今年は天候の影響で米は不作だったが、30年ほど続く作業は例年通り順調。クリスマス明けから出荷も本格化する。鎌倉正弘工場長(61)は「わたぼうしで作った餅は色も伸びもいい。コロナの収束を願って無事に年越しできるよう飾ってもらえれば」と話す。

JA上伊那の直売所や町内の道の駅、町周辺のスーパーなどで販売。在庫があれば同加工センターで31日昼まで取り扱う。

米を持参する委託加工の受け付けは23日まで。いつわを含め町内の加工所の製品を詰め合わせたお歳暮セット「まめっ子ふるさと便」の申し込みも年内受け付ける。

問い合わせは同加工センター(電話0265・86・2723)へ。

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