光前寺庭園の魅力発信 御開帳シンポ

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光前寺シンポジウムをPRするポスター

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駒ケ根市教育委員会などは同市の光前寺御開帳を記念したシンポジウム「国指定名勝光前寺庭園の魅力~再発見された歴史的・文化的価値の数々」を8日午後1時30分から、同寺大講堂で開く。2014年度から実施している庭園内の保存管理、整備事業の経過を報告し、歴史的価値や重要性について関係者が講話。シンポジウムに先立ち、現在改修が進められている三門の工事見学会も行う。

光前寺庭園は1967年、約6・7ヘクタールに及ぶ境内全域が国の名勝に指定された。その後、庭園を構成する植物の変化や建造物の老朽化が顕著化。2009年度には同寺や市教育委員会、学識経験者らによる名勝光前寺庭園保存管理計画策定委員会を設置し、2年間にわたる調査、検討を経て管理計画を策定した。これに基づき14年度から7年間にわたる第1期整備計画がまとまり、修復、保存に向けた事業が進められている。

シンポジウムは「地域の宝である光前寺をより知ってもらおう」(市教委)と、「御開帳」の年に合わせて企画した。講師は計画の策定や事業に携わる県立歴史館館長の笹本正治さん、信州大学教授の佐々木邦博さんと大窪久美子さん、市立博物館専門研究員の氣賀澤進さん、信州伝統的建造物保存技術研究会副理事長の吉澤政己さん。それぞれ専門家の視点から寺の歴史や自然的要素、発掘調査などについて話をする。参加無料で事前申し込み不要。

保存管理計画の一環として実施している三門修復工事の見学会は8日午前9、10、11時からの計3回開催。現在、老朽化した屋根全体を伝統的な「こけらぶき」でふき替える作業が行われており、建物の周囲に設置された足場から、屋根の状態を間近で見ることができる。定員は各回20人で、参加には事前申し込みが必要となる。

市教委社会教育課は「調査の中で新たに分かったこともあり、シンポジウムは光前寺を再認識する場になる」としており、多くの参加を呼び掛けている。問い合わせ、申し込みは同課(電話0265・83・2111、内線721)へ。

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