先端技術の活用学ぶ 工業化農業セミナー

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県テクノ財団伊那テクノバレー地域センター次世代工業化農業研究会(青木仁会長)は9月30日、「農業における光センシング技術とICT活用」と題したセミナーを伊那市の伊那技術形成センターで開いた。会員ら約30人が参加し、先端技術の農業への活用について学んだ。

同研究会は農業分野におけるICT(情報通信技術)の活用やセンサーによる計測技術の開発などをテーマに活動。地域や会員が持つ資源を生かし、新規技術の開発や事業の拡大につなげる取り組みを進めているという。

セミナーでは、信州大学工学部の齊藤保典教授が「オプティカル・ファーミング(光営農)の提案」と題して講演。齊藤教授は植物の光反応特性を利用し、工業で培った光技術や光製品を農業や関連産業に利用する営農形態を「オプティカル・ファーミング」と定義。「長野県は農業と工業のバランスが良く、その土壌がある」と今後の可能性を指摘した。

齊藤教授は物質(植物)に与えた光と放射される光の波長(エネルギー)が異なる「蛍光」という作用に着目。植物の生育診断、レーザー雑草除去、果物の糖度測定などの実例を紹介した。

続いて、旭(諏訪市)と三井共同建設コンサルタントがICT事業の農業分野への展開について発表した。

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