地元産リンゴでブランデーを 夢実現あと一歩

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アップルブランデー製造に向けてフランスから輸入した蒸留器

地元産のリンゴでブランデーを造りたい-と長年の夢を抱くカモシカシードル醸造所(伊那市横山)は来年1月15日まで、クラウドファンディングで蒸留器を組み立てる資金を募っている。フランスから輸入した蒸留器を同国の技師を招いて組み立てる計画だったが、コロナ禍で技師の入国がかなわず、現在も完成の見通しが立っていない。300万円を目標に資金を集め、国内の技師に組み立てを依頼する予定。ブランデーの熟成には数年がかかり、一日も早い完成を願っている。

同醸造所は2016年10月にシードルの製造を開始。アップルブランデーの製造は立ち上げ当初から視野に入れ、自社農園でブランデーに適した加工用品種のリンゴを栽培している。19年に単式蒸留器を輸入。昨年3月の完成を目指して同国の技師に組み立てを依頼する計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて依頼を断念した。

蒸留器の完成まであと一歩の段階で、2年以上が経過。ブランデーは5~10年の熟成期間を必要とする。来年内には製造を開始したい-と国内の技師に組み立てを依頼すると決めた。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を通じて、組み立て費用やそれに伴う人件費のほか、タンクやたるなどの 資材調達の資金を募る。返礼品には、国際コンクール「フジ・シードル・チャレンジ2021」で受賞した同醸造所のシードルなどを用意している。

中川琢夫副主任は「アップルブランデーを造るのは長年の夢で、一日でも早く皆さまにお届けしたい。実現できるようご協力をお願いしたい」と話した。

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