信大5研究センター発足 次代の研究所目指す

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信州大学(松本市、濱田洲博学長)は9月30日、特色ある研究分野を育成し、次代の研究所を目指す五つの研究グループ「次代クラスター研究センター」が10月1日付で発足すると発表した。現在、信大には「カーボン科学」「山岳科学」など5研究所が設置されている中で、濱田学長は「研究力向上のためには、時代の要請を視野に入れた新たな研究グループの育成が重要と判断した」と述べた。

発足するのは▽菌類・微生物ダイナミズム創発▽航空宇宙システム▽次世代医療▽社会基盤▽食農産業イノベーション―の5研究センター。いずれも信大を中心に幅広い分野の人材を結集し、設定したテーマに沿って研究する。

航空宇宙システム研究センター(代表、佐藤敏郎学術研究員教授・工学系)は、24人の理工学系研究者で組織。宇宙システム部門では、諏訪圏域6市町村による「SUWA型ロケットプロジェクト」と連携を深め、小型ロケット開発を通してものづくり技術の高度化と人材育成を図る。

代表の佐藤教授は「将来的には宇宙分野を含め、飯田市などが指定を受けた航空宇宙産業クラスター形成特区を諏訪地域に広げられればと思っている」と話した。

菌類・微生物研究センターのメンバーは平均年齢42歳の精鋭集団。代表の下里剛士学術研究員准教授は「微生物の生命現象に焦点を当て、世界最高水準の研究成果を発表したい」と意気込みを示した。

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