2021年12月28日付

LINEで送る
Pocket

令和3年があと数日で終わろうとしている。振り返ればさまざまなことがあった年だが、やはりコロナに始まりコロナに終わった一年と言えるのだろう。人のあらゆる行動は何がしかのコロナの制約を受けていた。コロナ禍での生活にも練れてきてしまったが、やはり何の制約も受けない生活が懐かしい▼最近はオミクロン株の脅威はあるものの全国的にコロナ感染は比較的落ち着いた状況。しかし都市部を中心に数千人の感染者が出ていたころは、長野県では感染者が少なく「良かった」と思っていた。感染者激増で大変な地域があるというのにだ▼苦しむ人がいるのに自分に関係なければよいのか。ふとあるロックバンドの歌が頭をよぎった。「外国で飛行機が落ちました。ニュースキャスターはうれしそうに『日本人はいませんでした』。僕は何を思えばいいんだろう。僕は何て言えばいいんだろう」▼この歌は25年も前の曲で、当時は歌詞の意味など気にせずにいたが、今聞くとその意味の深さが分かる。最近若手俳優がカバーし、今を生きる若者の心にも刺さっているという。コロナ禍だからこそかもしれない▼初めてコロナが中国で確認されたとき日本には関係ないだろうと思った。しかし日本は鎖国時代ではない。航空技術が発達し海外との往来が日常化した現在では、海外での出来事も少なからず日本に影響を及ぼすことは忘れてはいけないのだ。

おすすめ情報

PAGE TOP