伊那市長谷総合支所建て替え 来年度仮庁舎へ

LINEで送る
Pocket

建て替えが計画されている伊那市長谷総合支所

伊那市は、市長谷総合支所の建て替えに向け、来年度に「気の里ヘルスセンター栃の木」の多目的スペースを仮庁舎として総合支所の業務を移す。新庁舎は現地建て替えとする計画で、今年度に基本設計、来年度に実施設計を行い、解体、建設工事に取り掛かっていきたい考え。23年度の完成を目指す。

長谷総合支所は旧長谷村役場として1959年に建設された。80年に耐震化を図ったが、施設の老朽化に伴い建て替えを決めた。

市が21年2月にまとめた基本方針によると、建設予定地については、防災上のリスクが低いことや新たな用地取得が不要なこと、周辺施設との連携が容易なことから現地建て替えとした。

機能的には住民の利便性や安心安全の確保、地域活性化を図るため、市民窓口、防災拠点、地域振興などの機能を維持。組織は現状の体制を基本とし、今後、市全体の組織のスリム化を図る中で本庁関係各課との連携を強化する。長谷公民館は現在の施設を利用。また、長谷地域の地域振興や地域課題解決を図るため、南アルプス北部地区山岳遭難対策協会と環境省事務所を配置する。

市は仮庁舎への移転に向け、同センターの改修費用を盛った21年度一般会計補正予算案を市議会12月定例会に提出し、可決された。多目的スペースを事務所として使うため、照明の発光ダイオード(LED)化や電気設備工事を行い、22年5月をめどに総合支所の業務を同センターに移す予定だ。

同支所総務課によると、現時点では新庁舎の規模や間取りは未定だが、公共施設全体の適正化を図りながら計画を進めることにしており、必要最小限の規模とする考え。現庁舎は22年度に解体する一方、「ふれあいネットワーク長谷(CNH)」施設は改修し、新庁舎の補完施設として活用する方針だ。

おすすめ情報

PAGE TOP