利用者140万人突破 南ア林道バス

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伊那市長谷と南アルプス北沢峠を結ぶ市営南ア林道バスの累計利用者が1日、140万人を突破した。開業から37年目での達成で、同市は「山の日」制定記念を兼ねた式典を同市長谷の林道バス営業所前で行い、140万人目となった横浜市の会社員、高木里菜さん(23)に仙流荘ペア宿泊券や林道バスペア優待乗車券を贈呈。以降のバス利用者140人にも記念品を贈った。

高木さんは卒業した大学の研究室時代の仲間6人で、1泊2日の日程で入山。仙丈小屋に宿泊し、仙丈ケ岳登頂を目指す予定という。初めての本格的な登山だといい、140万人目の幸運を「初めて来て、こんなことになるとは思わなかった。これからも登山をしたくなった」と喜んだ。

式典には登山客や林道バス関係者ら約50人が参列。白鳥孝市長は「この林道バスは仙丈ケ岳と東駒ケ岳への大事な路線。北岳に行くにも早く、来年か再来年には塩見岳へのルートも多分できる。ここ戸台口を登山の拠点にしてもらいたい」と呼び掛けた。

同日はぐずついた天候で、土曜日の割に入山者は少なめ。「仙流荘」バス停午前6時5分発北沢峠行きの始発便の乗客は59人(バス3台)で、140万人目が出た8時5分発の2便目は29人(バス2台)だった。

林道バスは1980年9月8日、長谷村営バスとして運行を始めた。2006年の市町村合併後も市営で運行を続け、累計利用者は08年8月に100万人を突破。開業以来の無事故記録(人身事故ゼロ)は現在も続いている。運行は4月25日から11月15日まで(4月25日~6月14日は戸台口―歌宿間、6月15日~11月15日は戸台口―北沢峠間)で、昨シーズンは前年比6%増の5万3757人が利用している。

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