「伊那市の歌」CD完成 新市誕生10周年事業

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新市誕生10周年記念事業として伊那市が作成した「伊那市の歌」のCDが完成した。公募の市民や市内の高校生らで編成した合唱団や、交流のある東京藝術大学のシンフォニーオーケストラによる本格的な演奏を収録。市内の小中学校や公民館に配布し、「市民の歌」として浸透させたい考えだ。

CDはピアノ伴奏の斉唱と合唱、ピアノ伴奏、オーケストラ伴奏の合唱、オーケストラ伴奏の5曲構成。ピアノ伴奏は昨年10月28日、オーケストラ伴奏は同31日に収録した。

オーケストラ伴奏は、県伊那文化会館で開いた第29回「伊澤修二記念音楽祭」に合わせ、音楽祭に続いて収録。同市高遠町出身で東京音楽学校(現東京藝大)の初代校長を務めた伊澤修二(1851~1917年)の縁で東京藝大の協力を得て、公募で編成した合唱団約120人と同大シンフォニーオーケストラが迫力ある歌声と演奏を融合させた。

CDは50枚作成。市内小中学校21校と、市内公民館9館などに配布する。小中学校には2日に市役所で開いた市内小中学校校長会で、北原秀樹教育長が 市校長会長の井口明・富県小校長に手渡した。

北原教育長は「伊那市の自然や歴史、文化、人の心などが込められた素晴らしい歌。各校で活用してほしい」と期待。井口校長は「児童生徒に歌の中身を学んでもらいたい」と話した。

伊那市は「平成の大合併」で旧伊那市、旧高遠町、旧長谷村が2006年3月31日に合併し、新市として誕生。「伊那市の歌」はオペラやシャンソンで知られる高木東六さんが同市に疎開した縁で作曲、歌人として知られ市内に居を構えた宮脇至さんが作詞を手掛け、1959年に作られた。「すべての地域を表した内容で叙情性にあふれ、伊那市の姿が存分にうたわれている」などとして、合併後も新市の歌に定められた。

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