上伊那地方の正月三が日 人出戻る

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昨年に比べると多くの参拝客が訪れ、参道に列もできた元日の駒ケ根市光前寺

上伊那地方の2022年の正月三が日は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いたこともあり、拡大局面にあった昨年に比べると、各地でにぎわいがみられた。一方で感染の再拡大や変異株「オミクロン株」の脅威もあり、関係者は期待と不安が交錯する中で新年を迎えた。

駒ケ根市の光前寺によると、参拝客は昨年よりも1万人多い約3万人。ピーク時には100メートルほどの列ができ、参拝までに30分以上要する時間帯もあった。ただ例年に比べると6割ほど。同寺は「感染が再拡大してきた。何とか落ち着いてほしい」と話した。

駒ケ根観光協会(同市)によると、駒ケ根高原は年越しに満室になった宿泊施設も多く、キャンセルが相次いだ昨年からの回復傾向が顕著だった。各施設とも感染対策で客数を絞っての営業だが、協会は「今年は光前寺や善光寺、元善光寺の御開帳、諏訪の御柱祭などイベントを控えている。オミクロン株がいつまん延するか分からないが、収束後も見据えた誘客準備は着実に進める」と説明する。

中央アルプス駒ケ岳ロープウェイの利用者は756人で、降雪の影響もあった昨年に比べると大幅に増加。県外などからのツアー客も戻ったが「感染状況を見つつ、まずは県などのキャンペーンを活用しながら地元客を誘導したい」と説明する。

中央アルプス駒ケ根高原スキー場(駒ケ根市)は、昨年の1.5倍に当たる1644人が来場。県外客が戻り、施設を拡張したそり遊びなどで地元客も増えた。「オープンから好調を維持している。最終的に昨年の倍くらいの利用を見込む」と期待した。

中央道伊那スキーリゾート(同市)は昨年より1000人多い約3850人が利用した。ただ、県外客はコロナ禍前の水準に戻っておらず「感染予防と運営のバランスを取りながら、対策を講じていきたい」としている。

伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム「伊那みはらしいちご園」には880人が来場。食べ放題も再開し人出は昨年の倍以上となったが、コロナの再拡大に気をもんでいた。

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