保育士の事務負担軽減 茅野市が支援システム

LINEで送る
Pocket

茅野市は来年度、市内公立保育園に保育業務支援システムを導入する。ICT(情報通信技術)の促進で保育士の事務負担を軽減。子どもの保育業務に専念できる環境を高めて保育の質の向上につなげる。今年度内にシステムを構築し、「来年度のなるべく早い時期から徐々に進めたい」(市教育委員会幼児教育課)としている。

保育士が日常行う園児の出欠席確認や保育日誌の作成、保護者への連絡などの業務の負担を軽減するシステム。市教委によると、保育士にとっては保育以外の業務時間が削減され負担軽減につながる。ICTの促進で入園から卒園まで時系列の成長記録が把握しやすくなる-ともする。

欠席する場合、現在は保護者が電話連絡しているが、混み合うとすぐに通じないケースがある。保護者にとっても欠席などの連絡がシステム上でできると利便性が高まる。ゆくゆくは園からのお便りや給食の献立などもデータで送信することも想定する。

緊急連絡は現在も一斉メールで送信しているが、保護者が読んだのか確認できないため「既読」機能を設定する予定。園児一人ひとりに二次元コードを配って登園や降園時に読み取り、登降園を確認することも検討する。

保育士の情報共有用に全クラスにパソコンを整備する方針。更新を含め約90台を購入する計画だ。システム構築の委託に向けて12月下旬にプロポーザル(企画提案)の審査会を開き、3社が参加。審査の結果、日本ソフト開発(滋賀県)を選定した。同課は「事務負担を軽減して保育にかける時間を増やし、保育の質の向上を図りたい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP