地域の健康に一役 県看護大学生がサークル結成

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「ゴッチャ!ウェルネス駒ケ根」の講座でストレッチを指導するサークルのメンバー=昨年12月18日

県看護大学(駒ケ根市)の学生有志が今年度「まちづくりサークル」を結成し、健康を通じて地域住民との交流を始めた。駒ケ根市に本部を置く青年海外協力協会(JOCA)が同市の中心市街地に開設した地域交流拠点施設「ゴッチャ!ウェルネス駒ケ根」を会場に月2回、大学での学びを生かした講座を運営。ストレッチや肩こりの解消、冷え性の改善など利用者のニーズに応じた教室を開き、地域住民の健康増進に一役買っている。

サークルの結成は国際看護実習の一環で今年度、4年生3人が伊南地域の国際交流イベント「第28回みなこいワールドフェスタ」に実行委員として携わったのがきっかけ。看護師を目指す学生の立場から地域との関わり方を模索する中、活動を通じてお世話になった同施設の関係者から提案を受け、講座の一つを担当することになった。

サークルは3人が発起人となり昨年9月に発足。1~4年生の約40人が所属し、10月から毎月第1・第3木曜日に同施設での教室を受け持っている。講座の内容は利用者の声を参考に大学の教授やJOCAの理学療法士、保健師など専門職の助言を受けながら決定。12月18日には年内最後となる6回目の教室があり、ストレス解消につながるストレッチやダンスを指導した。

受講した市内の女性(71)は「地元出身の学生ではないのに頑張っている。教室は楽しいし、学生たちの勉強にもなっているのでは」と笑顔。サークルの代表を務める4年生の那須采奈さん(22)=北安曇郡池田町出身=は「看護師を目指す立場として実践的な学びの場になっている」と指摘し、講座を通じて「駒ケ根の健康増進に関わり、地域のみんなが元気になれば。大学の魅力アップにもつなげたい」と話している。

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