オミクロン株8例を確認 長野県内で初

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県と長野市は6日、県内で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が8例発生したと発表した。県発表が2例、長野市発表が6例で、県内でオミクロン株が確認されるのは初めて。いずれも軽症で、海外渡航歴は確認されていないという。県はオミクロン株の確認を受けて、不安を感じる県民が無料で受けられる検査を7日から県内の医療機関や薬局など73カ所で実施することも発表した。

オミクロン株はいずれも信州大学医学部付属病院のゲノム解析で分かった。県発表の感染は2人とも20代男性で、1人は県外在住、もう1人は県内在住。いずれも入院中。県内ではスクリーニング検査によりさらに13人のオミクロン株の感染が疑われ、ゲノム解析をしている。

これまで県の方針ではオミクロン株の感染者は全員入院としていたが、同日の専門家懇談会での議論を踏まえ、今後はこれまでと同様に、症状に応じて入院や宿泊療養、自宅での療養などの対応を取ることにした。

同日、県庁で会見した阿部守一知事は「全国の状況を見ると、オミクロン株の陽性者すべての入院を続けていくと医療現場の逼迫が予想される。専門家懇談会でも『オミクロンだからということだけで特別な対応を続ける必要はないのでは』という意見をいただいた」と述べた。

長野市発表の6例のうち5例は、5日に公表された県外からの訪問者6人の集団的な感染のうちに含まれるという。オミクロン株の感染者の残る1人は感染経路を調査中で、同市保健所の小林良清所長は「現時点では市中感染とは判断していない」とした。無料検査は1月31日まで行う予定。検査場所で申込書に記入し、身分証明書などで本人確認する。検査場所は拡大していく予定で、県のホームページに掲載している。

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