諏訪地方5市町で成人式

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新型コロナウイルスが急速に拡大する中、感染拡大防止対策を講じて行われた成人式。記念撮影で真っすぐ前を見る新成人たち=諏訪市

諏訪地方5市町の成人式が9日、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を講じて行われた。華やかな振り袖やスーツを着た新成人は青空の下で同級生との再会を喜び、式典で若い力に期待する首長の激励を聞き、大人の自覚を新たにした。民法改正で4月から成人年齢が18歳に引き下げられるのに伴い従来の成人式は今年で最後となる。5市町の対象者は2090人。3日に開いた原村の80人を含めると、諏訪地域で2170人が大人の仲間入りをした。

このうち諏訪市は2年ぶりの成人式で、中学校区ごとに午前と午後の分散開催とし、2週間の体調チェックシート提出を条件に県外からの参加を可能にした。マスクの着用や手指消毒、検温を徹底したほか、アトラクションや来賓あいさつを中止して式典の時間を短縮し、座席の間隔も空けて3密の回避を図った。

参加者は、午前の第1部に133人、午後の第2部に223人が集まり、金子ゆかり市長と小島雅則教育長の式辞を静かに聞いた。新成人代表あいさつは、第1部は藤森美己さんが「自分らしく」生きる覚悟を語った。第2部の中島菜々香さんは「コロナ禍で自分たちの成人式ができるかとても不安だった」と心情を吐露し、式典開催と関係者に感謝。「どのような夢や希望、責任をもって生きていくべきか考える良い機会になった」と話した。

同市の成人式は来年以降、「二十歳の集い」として5月の大型連休に開く。若者が集まりやすく全員が20歳になっている5月に開くことで、地域の魅力や産業を理解を深め、市内飲食店の利用促進を図る機会にする。成人になる18歳には本や社会的責任の自覚を促す啓発パンフレットを配布する考え。

成人式対象者の内訳は茅野市668人、岡谷市541人、諏訪市533人、下諏訪町198人、富士見町150人、原村80人だった。

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