利用100人突破 岡谷市のコワーキングスペース

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2021年6月にテクノプラザおかや内に開設したコワーキングスペース(1階ロビーのオープンスペース)

岡谷市が昨年6月、同市の産業振興拠点施設「テクノプラザおかや」に整備したコワーキングスペースの利用が好調だ。開設4カ月後の10月に延べ利用者数100人を突破。市は「将来、地元企業と地域外企業のビジネスマッチングが生まれる場になれば」と構想する。利用者をさらに増やし、マッチング機会の創出を図りたい考え。

施設の機能強化事業の一環で整備。1階ロビーのオープンスペース(定員20人)と商談などで使いやすい個室(同10人)を完備する。コロナ禍の働き方の多様化を受け、ビジネスマンらを市内に呼び込む受け皿となり、起業や創業につながる契機の創出、人的ネットワークの構築などの効果が期待される。

市工業振興課によると、開設から2カ月は月に30人前後の利用だったが、第5波と重なった8~9月は20人以下にとどまり、感染が落ち着いた10月に盛り返して100人に達した。同課は感染症の影響で「100人突破まで想定より時間がかかったが、これだけ多くの利用があり、ありがたい」と振り返る。

11月は最多45人が利用。11月末現在、延べ利用者数151人で、市内在住者が最も多く、松本市や長野市など諏訪地域を除く県内在住者が次いで多かった。10月までは、JR岡谷駅近くの立地から電車の待ち時間など「何かのついで」(同課)で利用する人が多かったが、11月以降、オンライン会議や商談など明確な理由があり同所を仕事場として使う利用者が増えている。

市は働く場所の提供だけでなく、ビジネス交流機会の創出や移住定住の促進を図る場としてコワーキングの活用幅を拡充する狙いで、創業などに関する出張相談の会場に提供したほか、県外在住者の交流イベントを主催。利用促進のために今後もイベントを仕掛けるとともに、利用者が寄せた声などを参考に施設の利便性を高め「リピート利用につなげたい」と話している。

営業時間は午前8時30分~午後9時30分(土日は午後5時30分まで)。祝日と年末年始は休館。利用料金は1人当たり1時間以内100円、1時間超~6時間500円、6時間超1000円。

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