詐欺被害多発で緊急広報パト 駒ケ根署など

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伊藤祐三会長らに見送られながら駒ケ根市役所を出発する各市町村の広報車

伊南防犯連合会(会長・伊藤祐三駒ケ根市長)と駒ケ根署は11日、特殊詐欺被害の防止を住民に呼び掛ける「みなこい緊急年始広報パトロール」を始めた。駒ケ根市、飯島町、宮田村、中川村の4市町村で広報車などによるパトロールを期間を定めずに実施し、特殊詐欺被害に遭わないよう住民に注意喚起していく。

上伊那地域で特殊詐欺被害が多発していることを受けてパトロールを計画した。同署管内では昨年、65歳以上の高齢者を中心に8件の被害を認知。被害額は約3500万円と、一昨年の1件約69万円から大幅に増えた。被害者を言葉巧みに誘導し、コンビニエンスストアで複数回に分けて電子マネーを購入させる手口が目立った。

初日は4市町村の防犯担当職員と署員計17人が参加し、駒ケ根市役所で出発式をした。開式で伊藤会長は「前例のない規模の被害が出ている。住民の皆さんに注意喚起し、一日でも早く被害額がゼロになるよう取り組んでほしい」とあいさつ。岩本真署長も「(同署の昨年被害額は)県下22警察署で上から3番目。今年に入り近隣自治体でも被害が発生している。一件でも犯罪を減らすため、特殊詐欺の撲滅に向けて住民一人ひとりに声が届くよう頑張ってほしい」と呼び掛けた。

広報パトロールは各市町村や同署が適宜啓発活動を実施する。広報車による啓発や防災無線、配信メールなどを通して住民に周知し、被害防止を呼び掛けていく。

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