霧ケ峰自然保護センター改修 環状交差点設置へ

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諏訪市郊外の県霧ケ峰自然保護センターの改修事業が進んでいる。昨年12月には屋外のウッドデッキ新設工事が完了した。近くの交差点の改良計画も検討が始まっており、県諏訪建設事務所によると、ラウンドアバウト(環状交差点)の設置を目指している。交差点手前の青色の案内標識を更新して高さを抑える方法を研究し、ウッドデッキからの眺望を良くしたい考え。

ラウンドアバウトは県内では飯田市、安曇野市などで設置されており、霧ケ峰での設置が決まれば、諏訪地方では初めてとなる。同事務所によると、年度内に設計業務を発注する方針。交差点の形状を変えるため、案内標識の高さなどを含め、県公安委員会と協議する。現状、同交差点を上空から見ると、交差点の中心部に三角形の土地がある。三角形の辺の当たる部分が道路となっているが、いずれも交互通行と右左折ができるため「三つの交差点があるような感じ」(同事務所)だ。土地勘のない観光客らが迷って停車し、渋滞を引き起こすこともあったという。

ウッドデッキからの眺めは現状だと、草原の中に立つ人工構造物が目に入る。新設後はデッキから草原の景色を楽しむニーズが生まれるとみられるため、案内標識が気にならないように改良したい思いが県側にある。霧ケ峰の関係者を交えた協議を基に同センターの改修計画をまとめた県自然保護課は「ウッドデッキからの草原景観の確保は以前から関係機関にお願いしていた。人工構造物ができるだけ視界に入らないようなればありがたい」と話している。

同課によると、新設するウッドデッキの広さは約120平方メートル。屋内は従来の多目的室に98インチの大型モニターを導入して霧ケ峰の魅力を映像を通じても発信する。屋内展示はリニューアルする。運営は新年度から指定管理者制度を取り入れ、諏訪観光協会を指定管理者に決めた。民間の発想を 生かした多彩なエコツアーの開催などに期待している。

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