「静謐と郷愁」テーマ 松澤泉次さん作品展

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写実的な油彩画が並ぶ松澤泉次さんの作品展

伊那市西春近のかんてんぱぱミュージアム南展示室で、飯田市の洋画家松澤泉次さん(72)の作品展が開かれている。古い写真やカメラ、ランプ、旅行かばんなどをモチーフにした油彩画21点を展示。細密に描かれた作品が並び、古道具の魅力を伝えている。

松澤さんは20年ほど前に本格的に絵画を始めた。2007年に一水会展に初めて入選し、現在は同会会員。今年に入って日展で初入選を果たしている。

展示は「静謐と郷愁」をテーマに、100号の大作を中心に飾った。50代の頃の母親を題材にした一枚は、結婚式を伝える古い写真とともに写実的に描かれている。静物画では、陶器の風合いや布の柔らかさなど、物の質感を巧みに描写。欠けた部分や汚れまで捉えた古い滑車、旅行かばん、登山靴などの力作もそろう。

同ミュージアムでの展示は今回初めて。「縁あって出合った古い物には一つ一つに歴史があり、新しい品にはない美しさがある」と松澤さん。作品を通して「懐かしさや穏やかな気持ち、時の流れを感じてもらえたらうれしい」と話している。

入場無料。午前9時~午後5時。問い合わせは同館(電話0265・78・1925)へ。

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