三村さんがラベル画描いたワイン発売

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三村大悟さん(左)の絵をラベルにして生まれた新作ワインと北沢社長

辰野町川島を拠点に活動する中学生の芸術家三村大悟さん(13)がラベル画を描いたワインが、今冬発売された。醸造元ワイナリーのドメーヌ・スリエ(塩尻市)の北沢勝已社長が町出身だったのを縁に、いろんな人のつながりで生まれた企画。町ふるさと納税の返礼品にも登録が決まり、注目度が高まりそうだ。関係者は「才能あふれる少年と地場産ワインが織りなす自慢の一本で、地域を活性化したい」と意気込んでいる。

三村さんは2歳から創作を始め、2016年東京から川島へ移住。近年は全国公募展での連続入賞、国内外での展示と活躍が目覚ましい。ラベル画の作品は19年制作で、アクリル絵の具で黄金色と濃い青色を立体的に組み合わせ、躍動する命の輝きを描いた。

1年ほど前、この作品を見た北沢社長が感銘を受け、商品への採用を申し出た。同ワイナリーはワインブドウによる荒廃農地の再生事業を進めており、北沢社長は「作品に大地からよみがえるブドウの姿を見た。目指す再生の行き先を示していた」とする。

これを受け、辰野町もふるさと納税の返礼品にワインを加えるべく昨年から準備。町内で喜久屋酒店を営む平島久さんが取扱店として手を挙げるなど、企画を担う人の輪が広がっていった。

完成した赤ワインの新作は、良質な同市桔梗ケ原産メルローを100%使用。バニラの甘さが辛さへと変化する多彩な香り、生き生きとした果実味が楽しめる。再生を意味するフランス語に三村さんの名前を合わせ「REVIVRE 2020 DAIGO Merlot」と名付けた。

関係者が12日に町役場で商品を発表。三村さんは「楽しかった。自分の名前も入ってうれしい」と笑顔を浮かべた。北沢社長は「大悟君ラベルのシリーズ商品も検討している。地域の皆さんにぜひ味わってほしい」と話した。

商品は750ミリリットル入り、価格は4180円(税込み)。喜久屋酒店などの店頭で販売。ふるさと納税の返礼品は2月分の寄付から取り扱う。問い合わせは同酒店(電話0266・41・0052)へ。

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