地元の伝統芸能獅子舞を鑑賞 美篶西部保育園

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獅子舞に見入る園児たち=伊那市美篶西部保育園

伊那市美篶西部保育園で13日、地元日影地区の伝統芸能を受け継ぐ「日影獅子舞保存会青友会」の舞が披露された。新型コロナウイルス感染防止のため、園児71人がステージから離れて鑑賞。疫病退散の願いを込めた躍動感あふれる演舞に見入った。

子どもたちに伝統行事に触れてもらう機会をと、保存会員10人が訪れた。「みんなが病気やけがをしないように踊ります」とあいさつし、演奏を開始。太鼓や笛の音色に合わせて獅子頭をくねらせたり、園児の頭をかむ代わりに歯を打ち鳴らしたり。御幣や鈴を持ち、厄払いをする舞の披露もあった。

会場には子どもたちのおひねりが飛び交い、「また来てね」と笑顔が広がった。年中の園児(5)は「怖くなかったよ。すごかった」と話した。

同保存会によると、獅子舞は1901年に伝わり、昭和初期にかけて盛んに行われていたが一時途絶え、80年代に青年会OBが中心となって復活させた。現在は40~70代の14人が所属。毎年春に伊那東大社(同市)で開く例大祭で舞を奉納しているが、2020年からコロナ禍の影響で中止となっている。

中村春雄会長(72)は「久しぶりの舞となった。メンバーの高齢化が進む中で、子どもたちが受け継いでくれたらうれしい」と願っていた。

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