職業への理解深める 高遠高で講座

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看護師の伊藤章子さん(左)から仕事について話を聴く高遠高校1、2年生

高遠高校(伊那市)は13日、進路学習の一環で1、2年生を対象とした「職業を知る講座」を同校で行った。さまざまな職種の人や専門学校の教員を講師に招いて13講座を展開。生徒約200人が仕事の内容ややりがいなどを聴いて職業への理解を深め、進路選択の参考にした。

職業に対する視野を広め、進路決定に役立ててもらう狙いで毎年、実施している。講座は▽公務員▽建築・土木▽介護▽保育士▽ウェブ・プログラミング▽調理師-などと多岐にわたり、生徒はそれぞれ希望する2講座を聴講した。講師の中には新型コロナウイルス感染拡大を受け、リモートで参加する人もいた。

医療・看護の講座では、看護師、助産師、保健師の3人が講師を務めた。伊那神経科病院(同市)の看護師長、伊藤章子さんは「患者さんやその家族の心理的なケアも大切な仕事」と強調。症状や治療方針について不安を抱える患者と医師の橋渡しを務めることもあるとした。働く現場は病院に限らず、社会福祉施設や企業、教育機関、訪問看護などと幅が広がっており、「その人がその人らしく働ける」と話した。

駒ケ根市子ども課で働く保健師の木下真唯さんはリモートを通じて、「赤ちゃんから高齢者まで、人生に寄り添える仕事」と行政保健師としてのやりがいを語った。ワクチン接種など新型コロナに関する仕事にも携わり、「災害時などは住民の安全のために業務が優先となる」と仕事の大変さに触れた。

看護職を目指す2年の生徒(17)は「人の役に立てる仕事はすてきに思う。今まで保健師の仕事をあまり知らなかったが、話を聴いて思ったよりも身近な仕事だと分かった」と話した。

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