3高校1大学校と災害時協定 諏訪市

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協定書を掲げる右から小口校長、浅井校長、金子市長、加藤校長、深沢校長

諏訪市は13日、災害時の施設利用を定めた協定書の調印式を市役所で開き、市内にある諏訪清陵高校、諏訪二葉高校、諏訪実業高校、県福祉大学校と協定を結んだ。各校は体育館などの施設を無償提供し、避難者を受け入れる。市の災害時協定締結は71件目で、広域避難所(指定避難所)は23カ所になる。

協定は市が各校に申し込んで締結した。新型コロナウイルスの感染拡大で避難所の確保が求められる中、県の提案もあって県有施設の有効活用が実現したという。これまでは一時的な避難場所だったが、法律に基づき構造や設備の要件を満たす指定避難所に位置付けた。市の要請を受けて、各校は体育館や便所、駐車場などを提供する。

調印後、金子ゆかり市長は「自然災害が多発、激甚化しており、協定は市民の安全確保につながる。ありがたい」と感謝。諏訪清陵の小口雄策校長は「少しでも諏訪市に恩返しができれば」、諏訪二葉の浅井秀俊校長は「連絡を取り合って災害に備えたい」、諏訪実業の加藤尚也校長は「状況に応じて活用していただけたら」、福祉大学校の深沢幸栄校長は「福祉を学ぶ学生たちが何かお役に立てれば」と述べた。

避難所の収容人数は4校合わせて4050人。既存の指定避難所を含めると7万9800人になるが、半分近くが屋外といい、市は「今後も避難所を増やしていきたい」と話す。

市と各校は今後、年1回は情報交換をして災害時に備えるという。

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