「フラワーロス」減らそう 伊那小児童生け花

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廃棄される花で生け花を制作し、店内に飾る伊那小の児童たち

規格外の花などが廃棄されてしまう「フラワーロス」を多くの人に知ってもらおうと、伊那市伊那小学校6年夏組の児童36人は14日、学校近くの通り町商店街を訪れ、生け花を飾った。処分される花を買い取ってデザインし、18店舗に展示。命ある花を救いたいとの思いを添えたポスターとともに紹介している。21日まで。

昨年12月に修学旅行で富山県を訪れ、フラワーロスの問題について学んだことがきっかけ。総合活動で育てた花を校内に飾ってきた児童たちは、美しい花が捨てられてしまうことに胸を痛めた。フラワーロスの削減に向け、生け花を使ったPR活動を企画。生花店を展開する「ジャパン・フラワー・コーポレーション」(同県射水市)が農家から買い取った規格外の花の中から、チューリップや洋ギクを低価格で購入した。
 
商店街では児童が各店舗に分かれ、作品を1人1点ずつ飾った。交流拠点施設「伊那まちBASE(ベース)」には、小上がりのスペースに大小の4点を展示。手作りのポスターもあり、花を救うための関連サイトにつながるQRコードなどを載せている。

作品のテーマを「鮮やか」にした児童(12)は「こんなに色がきれいなのに捨てられるのはもったいない。廃棄を減らし、花の命を大切にできれば」。展示の場を提供した同施設事務局の野本瑠美さん(40)は「子どもたちの思いに応え、利用者に取り組みを伝えたい」と話していた。

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