慶大仮想キャンパスに「諏訪の龍神」作品並ぶ

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仮想空間に作成した慶應大三田キャンパス。諏訪の龍神伝説にまつわる作品が並んでいる(藤田康範研究室提供)

慶応大学経済学部の藤田康範研究会は、メタバース(仮想空間)に、岡谷美術考古館で開いている「小平陽子展~絵本諏訪の龍神さまと縄文の癒し」の出展作品が並ぶ同大の三田キャンパスを作った。仮想キャンパスは19日、諏訪の龍神にまつわる民話を広める地域PR戦略について、同研究会の学生が発表する催しの会場に使う。

応用経済理論が専門の藤田教授の研究会では経済学を基礎にさまざまなデータを分析し、人を感動させる仕組みを考える研究をしており、近年は諏訪地方の魅力を学生目線で発見し、PRにつなげる手法を研究。同地方のPR動画の製作や、同市出身の芸術家武井武雄の作品展を同大キャンパスで開くなどした。

今年度は、諏訪の神が登場する神話や伝説を描いた絵本「諏訪の龍神さま」を題材にし、諏訪の魅力が感じられるストーリーの構築と、ストーリーを使い幅広い人を諏訪に振り向かせるための戦略策定に取り組んだ。戦略発表の方法として同ゼミの仮想空間の研究を活用し、仮想キャンパスを作成。発表会場にする。

仮想キャンパスには、グラフィックデザイナーの小平さん=同市=が、天に昇る龍など龍神伝説をモチーフに描いた作品が並び、星空や降る雪が合わさり幻想的な雰囲気が漂っている。キャンパスを作成した経済学部3年の尾形欣哉さん(23)は取材に、「透明度を上げて絵が透ける仕様にすることでバーチャル空間ならではの世界を作った。龍神さまの神秘的な世界観を表現できた」と話した。

発表会は午後3~4時の予定。仮想キャンパスへのアクセス方法の詳細は同研究会HPへ。

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