上社本宮におんべ奉納 茅野の広瀬さん

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諏訪大社上社におんべを奉納した広瀬さん(左から2人目)

諏訪大社御柱祭に向けておんべ作りに取り組んでいる元建具店経営、広瀬勝也さん(83)=茅野市仲町=が20日、精魂込めたおんべ2本を諏訪大社上社本宮に奉納した。これまでの 御柱祭でも奉納をしてきた広瀬さん。「(手に入りにくい)良質のエゾマツを使った最高の出来のおんべを納めることができ一安心」と喜んでいた。

おんべ作りは、同じ建具職人だった父親から受け継ぎ、30代ぐらいから注文も受ける広瀬さん。今回の御柱祭の準備は昨年5月頃スタートし、木やり衆用の大きなおんべや、曳き子らが振る色付きの小さなおんべなど計約3000本を作るという。

奉納したおんべは一番大きい規格で、本体の長さは約2メートル、房は1.8メートル。かんなで削り出された厚さ約0.04ミリの180枚ほどがまとまって房をつくる。諏訪大社の木札に金色の紙垂、紫色の揚巻房をあしらった風格のある仕上がり。早速、幣拝殿に供えられた。前回奉納したおんべは参集殿へ移して飾られた。

奉納には広瀬さんの家族や、関わりのある茅野市木遣保存会の神林守夫会長と諏訪市木遣保存会の竹森笑子会長も同席。一緒に幣拝殿で祈祷を受け、木やり衆の無事も祈願した。大社関係者は「健康に気を付けていただき次回もまた奉納いただけますように」と感謝した。

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