2022年1月23日付

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恐らく高校生くらいまで悩まされていたのだと思うが、幸いにもいつの間にか治まった片頭痛。先日耳にしたラジオで紹介されていた「ヘンズツウかるた」(日本イーライリリー)で、あのつらさを思い出した▼か・鐘が頭の中で鳴り響いている、あ・あたまを交換したいくらいの痛み―。日本では10人に1人がこの苦しみを抱えているとされるので、かるたの「痛み」に共感する方も多いのでは。そして、ま・「また?」そう思われたくなくて言い出せない―にも▼「薬でどうにかならないの」「気合でしょ」。知人が職場で受けた言葉。片頭痛は動けなくなったり、吐き気を伴ったりすることもあるという。他人に理解されにくい上、完璧主義や努力家、神経質の人がなりやすいともいわれ、「迷惑を掛けたくない」と無理をしてしまうケースも多いという▼このかるたを監修した医師の五十嵐久佳さんは、何らかの疾患や症状を抱えて出勤し業務遂行能力や生産性が低下している状態を「プレゼンティーイズム」と呼び、当事者の生活の質の低下や、職場全体の労働生産性の損失につながると指摘する▼見た目では分からない疾患や症状は片頭痛に限らない。コロナ禍でもある。今後は多様性とともに、さまざまな疾患や症状への理解や、負担を分け合って休みやすい環境がより求められるのだろう。や・「休んでも大丈夫だよ」という言葉に救われる―。

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