高校文芸コンク 山田さん短歌で全国入選

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全国高校文芸コンクールの短歌部門で入選した、伊那西高2年の山田桃香さん

第36回全国高校文芸コンクール(全国高校文化連盟など主催)の短歌部門で、伊那西高校(伊那市)2年で文芸クラブの山田桃香さん(17)が入選した。作品は「うぐいすの鳴き声ひろがる青い空パンケーキ焼く水無月(みなづき)の朝」。日常のひとこまを素直に詠んだ歌が選ばれ、「認められてうれしい」と喜んでいる。

休日の台所で母のために焼いたパンケーキと、梅雨の晴れ間に小鳥の声が響くすがすがしい朝を詠んだ。歌には感情を入れず、情景描写で統一。読み手が思い描きやすいように分かりやすい言葉を連ねた。

短歌作りで影響を受けてきた姉の春香さんも2017年度に同部門に応募しており、姉妹そろっての入選を果たした。憧れの存在だった姉の背中を追い掛けて入部し、これまで恋愛をテーマにした作品に取り組んできたが、今回は視点を変えて創作。「ようやく思うような歌が作れるようになり、楽しくなってきた。来年はもっと結果を残したい」と意欲を見せる。

顧問の伊藤あけみ教諭は「うぐいすと水無月といった和の言葉と、洋のパンケーキとの対比が印象深い」と評価。入部当初より題材が面白くなっているとし、「たくさん詠むことでこつがつかめるので、創作を続けてほしい」と期待する。

今年度のコンクールでは7部門のうち、短歌部門に全国から2769首が寄せられ、上位31首が入賞、入選した。

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