2022年1月27日付

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昨年の末ごろだったか今年の初めごろだったか、テレビニュースで気象情報を見ていたところ、「JPCZ」という耳慣れない言葉が当たり前のように使われていて困惑した▼「日本海寒帯気団収束帯」の略称で、英語で書けば「Japan sea Polar Air mass Convergence Zone」。字面だけ見てもイメージが湧きにくい。こういった時事用語を学びたい時には「こども日報」が役に立つ▼「冬型の気圧配置になると、大陸から日本に向けて冷たい風が吹きます。この風が中国と北朝鮮の国境地帯にある長白山脈によって二分された後、日本海上空で再び合流し、雲が発生しやすいラインが形成されます。これを『日本海寒帯気団収束帯』と呼んでいます」と解説されている▼実は掲載日は昨年1月17日付で、読み逃したか、忘れていたかしたらしい。これは当時、JPCZが日本海側で断続的にかかり続けたことによって北陸などで記録的な大雪が降った際の解説だったが、今冬も北陸地方は大雪に見舞われ、改めてJPCZが注目されていることになる。そもそも気象用語としてのJPCZは特に新しくはないようだ▼つい最近、「線状降水帯」という言葉を覚えたばかりだったのに―と戸惑ってしまうが、毎年のように耳に新しい気象用語が聞かれるのは、気候変動が激しくなっていることの証左とも感じられる。

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