諏訪信金経済概況 大型店周辺競争が激化

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諏訪信用金庫(岡谷市)は、「諏訪地方の経済概況速報」(8月末調査)をまとめた。商業は新規開店した大型店の周辺で競争が激化した。シーズン最盛期となった観光業は海外からの旅行客が減少傾向となった。

8月の商業は、曇りや雨の日が多かった天候が客足に影響した。一方で、残暑が厳しかったことからアイスクリームなどの売れ行きが伸びた。新規開店の大型店周辺では競争が激しくなった半面、既存店の新規顧客が増加するなどの効果もみられた。

観光・サービス業は、梅雨明けが遅かったり、前年より土日の数が少なかったことなどで、宿泊者数が伸び悩んだ施設が多かった。新設された祝日「山の日」の効果も少なかったとみられる。上諏訪温泉などではインバウンドの減少が全体的に影響を及ぼした。

建設業は公共工事の発注が増加傾向となり、諏訪大社御柱祭期間中の停滞から脱してきている。ただ、工場などの建設計画が少なく、先行きの苦戦を予想する企業が多い。

製造業は企業によって受注に格差や波があるものの、おおむね横ばい状況で推移している。英国の欧州連合(EU)離脱問題を受けて混乱した市場は落ち着きを見せ、一時の不安感は薄らいだが、中国や新興国の景気下振れや円高などから先の見通しが読みにくい状況は続いている。

速報は、同信金の取引先約130社への聞き取り調査を基にまとめた。

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