まん延防止、初の週末 屋外施設人出変わらす

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八ケ岳アルパカ牧場で触れ合いを楽しむ家族連れら。重点措置適用前と変わらない集客があった=29日午前、富士見町

県内に新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が適用され、初の週末となった29日、諏訪地方のスキー場など屋外レジャー施設では適用前の週末とほぼ変わらない人出があった。措置適用の影響は「限定的」との見方が多かったが、年明けからの全国的な感染急拡大による来場者減や予約キャンセルが出てきており、地域経済や観光業への影響を懸念する声が上がっている。

感染防止と社会経済活動の両立へ、各事業者は引き続き新型コロナ対策を徹底して観光客を受け入れた。

茅野市の「車山高原スカイパークスキー場」には多くのスキーヤーが訪れ、午前11時時点で第3駐車場まで満車になった。全国的な感染拡大で来場者数は減ったものの、吉池仁史支配人は「スキー場は開放的で『密』になる心配がなく、(措置適用の)影響は限定的」と分析した。

31日で冬季の一般営業を終える富士見町の「八ケ岳アルパカ牧場」。29日の来場者はやはり適用前と変わらず、もふもふの毛をなでたり、餌をあげたりしながら触れ合いを楽しんでいた。常連という茅野市玉川の親子は「心が癒やされますし、屋外で安心感もあります」と話した。

茅野市の蓼科湖畔にある宿泊滞在型施設「タイニーガーデン蓼科」は例年だと、雪原にテントを張り、冬キャンプを楽しむ人でにぎわう。適用後にイベントを中止したこともあり、宿泊のキャンセルや延期が発生。「キャンプは屋外で感染リスクは低い。措置期間中でも利用者が楽しめる方法を考えたい」とする。

諏訪湖の湖面に張った氷が打ち寄せられている下諏訪町高木の湖岸には家族連れの姿があったが、「景色を見てすぐに帰ります」との声も聞かれた。諏訪市の「SUWAガラスの里」は24日以降、平日は臨時休館としており、5日ぶりの営業となった29日の集客は「県内からの個人客が中心」だったという。

岡谷市の商業施設「レイクウォーク岡谷」の口田敏文支配人は「諏訪地方での感染拡大が見られるようになってから、お客の減りは感じる」と説明。緊急事態宣言時に比べ感染力が圧倒的に強いと警戒感を示し、「生鮮食品も扱ういわばライフライン。地域への役割をきちんと果たせるよう対策に努めていく」と力を込めた。

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