ザザムシと酒粕で新商品 上農高GLコース

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商品化した「ZAZATEINふりかけ」と「酒粕グラノーラ」をPRする上伊那農業高校の生徒ら

ザザムシや酒粕を使った商品開発に取り組んでいる上伊那農業高校(南箕輪村)のコミュニティデザイン科グローカル(GL)コースの3年生が1日、それぞれに考案した新商品を発表した。商品は、伊那谷の珍味をふんだんに使った「ZAZATEIN(ザザテイン)ふりかけ」と、酒粕の活用を目的にした「酒粕グラノーラ」。村内店舗の協力を得て、同日から販売を始めた。

昆虫食班は伊那谷でのみ行われているザザムシ漁と食文化に着目。商品化に向けて、ザザムシ漁を体験したり、研究材料となるザザムシを校内で飼育したりした。1袋(17グラム入り)にザザムシ12匹分を使用しているため、たんぱく源が豊富に含まれている。売り上げの一部は、ザザムシ保全の寄付に充てるという。

「酒粕グラノーラ」を開発した菌活班は、辰野町の甘酒移動販売業・白鳥杏奈さんのアドバイスを受けて学習。酒粕の特長を生かすためにグラノーラの焼き具合を何度もチェックし、意見を出し合いながら改良を重ねてきた。一緒に入れるドライフルーツは地元産のリンゴを使用。商品ラベルには二次元コードを記載し、読み取ると菌に関する自作動画が流れるようにした。

昆虫食班の生徒(18)は「ザザムシは伊那谷の伝統的な食文化。このふりかけを通じて多くの人に知ってもらいたい」と出来栄えに満足げ。菌活班の生徒二人も「酒粕の良さを生かした商品。ヨーグルトとの相性もいい。たくさんの人に味わってもらいたい」と呼び掛けている。

生徒たちの学習の集大成に、同校近くにある花と雑貨、テークアウトのカフェの店「CONTE(コント)」が協力。店内に特設コーナーを設けている。ふりかけは300袋限定で1袋850円(税込み)、酒粕グラノーラは20袋限定で1袋1200円(同)で販売している。営業時間は午前8時~午後7時。木曜定休。問い合わせは同店(電話0265・98・5504)へ。

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