「凍み豆腐」作り順調 茅野の小林豆腐工房

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切り餅状の豆腐を屋外に並べる小林豆腐工房の関係者。夕日を背にして作業を進めている

厳しい冷え込みが続く諏訪地方で、”凍み”を利用した特産物の製造に追い風が吹いている。八ケ岳を背負う茅野市湖東大石の小林豆腐工房(小林哲郎代表)では、冬季限定の「凍み豆腐」作りが順調。「『冬らしい冬』でありがたい」とし、西の山並みに夕日が沈み、寒さが一段と増す頃、切り餅状の豆腐を屋外に並べる作業が行われている。

凍み豆腐は、その昔、湖東白井出の男性が和歌山県高野山で高野豆腐の製法を学び地元に広めたのが始まりという。

凍った豆腐をわらでくくって地元や近隣地域へ売り歩く行商も盛んだったが次第に衰退。小林代表(70)は東京生まれだが、昔ながらの豆腐作りを守ろうと、妻千年さんの両親らに技術を学び4代目として12年前に夫婦で豆腐屋を始めた。

凍み豆腐は普通の木綿豆腐を凍らせてもおいしく出来ない。小林代表が厳選した大豆で独自の手法で仕込んだ専用の豆腐で作る。「一夜凍りの凍み豆腐」といわれ、凍った状態で翌朝取り入れ冷凍保存するのが同工房の特徴。風味を残し、いろいろな料理に合い、口当たりが滑らかとファンも増え全国から注文があるという。

小林代表は「昨年の同時期より3割ほど多く出来、まだ期待できる。栄養面も注目される凍り豆腐を大勢に食べてもらいたい」と話す。問い合わせは同工房(電話090・1659・0102)へ。

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