終末期に望む医療語り合う ライフドアすわ

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出前講座を担うライフドアすわのスタッフ

住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるまちづくりに向けて、諏訪市地域医療・介護連携推進センター「ライフドアすわ」が、出前講座を始める。地域や各種団体・グループの集まりにスタッフが出向いて講義や対話を行い、認知症や医療、介護、健康づくりの疑問に答えるほか、終末期に望む医療やケアについて語り合う「人生会議」(ACP)の普及に取り組む。

ライフドアすわは2017年、諏訪市の委託を受けた市医師会が中心となり、諏訪赤十字病院や市社会福祉協議会と連携して運営する。事業は在宅医療と介護の連携、認知症支援、地域ケア会議の推進、生活支援体制の整備の4本柱で、保健や医療、介護などに携わる多職種が連携し、高齢者に対する包括的な支援体制の構築を進めている。

出前講座は、従来の認知症講座を発展させる形で本格化する。これまでに培ったネットワークを生かし、新たに「人生会議」「上手な医療のかかり方」「『人生100年時代』の地域づくり」の三つをメニューに加え、看護師や介護福祉士、ケアマネジャーでもあるライフドア職員が必要な情報を届けていく。地域の実情や希望に応じた内容の変更も可能という。

講座はおおむね30分程度。市内で活動する団体やグループ、区や自治会、学校などの少人数の集まりにも積極的に参加する構えだ。費用は原則無料だが、資料代など実費が必要になる場合がある。対応可能な時間帯は平日の午前10時から午後5時で、1カ月前の予約を呼び掛けている。オンラインの講座にも対応可能。

蟹江弓子副センター長は「高齢者世帯や一人暮らしの方が増加し、ケアの希望を元気なうちに考え、身近な人や専門職に伝えておくことが必要になっています。支え合いながら自分らしく生きるためにはどうしたらいいのか、『人生会議』の普及を図りながら、地域の皆さんと一緒に考えていく輪を広げたい」と話している。

申し込み、問い合わせは、ライフドアすわ(電話0266・78・0477)へ。

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