2022年2月4日付

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東京五輪からわずか半年ということもあってやや戸惑うが、北京冬季五輪がきょう開幕する。東京と同様、コロナ禍の真っただ中での開催。多くの制約やストレスもあるだろうが、選手たちの活躍を期待したい▼冬季五輪は県関係の選手が多く出場することもあり、夏の大会よりも割と身近に感じる。今回も茅野市出身の女子スピードスケート小平奈緒選手、男子ショートトラック小池克典選手をはじめ、ジャンプやノルディック複合、モーグルなど、22人の県関係選手が大舞台に臨む▼小平選手、小池選手の出身校や地元では、ゆかりの人たちがエールを送っている。小平選手に憧れ同じ競技を始めた豊平小学校の児童や、偉大な先輩を誇る伊那西高校の生徒、市民らの応援動画撮影などの様子が本紙でも紹介された。温かな気持ちは海を超え、きっと選手たちの力になる▼今の私の生きざまを示せたらいい―。小平選手が表明した今大会の抱負。心身の苦難をいくつも乗り越え勝利へ全力を尽くすアスリートの姿は、見る者の心を動かす。メダルの色や数が話題になりがちだが、今回は特に選手の物語に注目して観戦したい▼今回の五輪は新型コロナ以外にも、開催国の人権問題をめぐり日本を含む複数国が外交ボイコットを表明するなど、人権や政治的な問題も横たわる。少しでも改善に向かう「平和の祭典」にもなればと、スポーツの力に期待している。

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