新年度から保育園給食費を無償化 飯島町

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給食を味わう飯島保育園の園児たち。町は新年度から給食費を無償化する方針

飯島町は2022年度に、保育園に通う年少から年長児の給食費を無償化し、0~3歳児がいる世帯には上下水道使用料支援の名目で一人につき年額5000円交付する方針を9日までに固めた。町は定住促進に向けてマイホーム取得のための支援を打ち出すなどしており、子育て支援も強化する中で「産み、育て、暮らし続ける」環境を整え、人口減少の歯止めに力を入れる。

町教育委員会によると、公立保育園の給食費無償化は県内では飯山市や埴科郡坂城町が実施しているが、上伊那地方では初めてという。3カ所ある町の保育園に通う年少から年長の園児は約190人。

町は19年の保育料無償化に併せて、国が基準とする月額4500円の給食費のうち1500円を補助。現行3000円が保護者負担となっている。

無償化により、町の保育園に通っていない3歳以上児も何らかの手当てが受けられるよう調整。対象外となる未満児は、別の形で支援していく考えだ。

町の保育園では、すべて自園で給食を調理。食育を兼ねて、子どもたちが育てた農産物を活用するなどの取り組みも行っている。

0~3歳児がいる世帯への補助は、出生により増加する負担を上下水道使用料で換算した。乳幼児一人につき年間で1万円ほどの上積みになると試算し、その半額分を助成する。

下平洋一町長は、新年度からの方針として示した子育てや住宅の手厚い支援は、定住促進に向けた一連の動きと説明。庁内部局横断的に結成した「人口増プロジェクトチーム」で立案した成果と強調し、新年度予算案に計上して連動性を持って進めていく考えを示した。

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