6月訪日合意 伊那市、長野県、北カルヤラ県

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オンラインで会議を開いた白鳥孝市長(左上)、井出英治林務部長、マルクス・ヒルヴォネン県議会長=伊那市役所

森林や林業分野で覚書を交わす伊那市と長野県、北欧フィンランド北カルヤラ県は9日、理事者の鼎談(ていだん)をオンラインで開催し、「今年6月8日前後」に北カルヤラ県の関係者が長野県や伊那市を訪れる日程を大筋で合意した。各地視察や「友好の森プロジェクト」と題した記念植樹を行う。

鼎談は、伊那市の白鳥孝市長、県の井出英治林務部長、北カルヤラ県のマルクス・ヒルヴォネン県議会長が参加。訪日は北カルヤラ県側が提案した。これに対し井出部長は現時点で新型コロナウイルスの感染状況が見通せないものの「渡航可能の状況なら歓迎したい」と返答。白鳥市長も「お見えになる皆さんの日程で歓迎したい」と了承した。

白鳥市長は記念植樹の場所について「市民の森や市役所など複数の候補地がある」とし「樹種は今後検討したい」と伝えた。このほか、市の動きとして農林業や食品産業、木材産業の振興拠点となる産学官連携拠点施設を同市西箕輪に設ける計画を報告。「今年5月に着工、来年3月の竣工(しゅんこう)を目指したい」と述べた。

ヒルヴォネン県議会長は「持続可能な未来を切り開くため、今後も3者で連携したい。地域間協定の更新を前向きに考えている」と述べた。

覚書は、林業や森林産業、再生可能エネルギーなどの分野で「双方に有益な交流を行い、協力関係を築く」とする内容。2019年に白鳥市長が訪れたフィンランドで交わした。その後、北カルヤラ県関係者の訪日を2回計画したが、新型コロナの感染拡大でいずれも延期になっている。

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